部活動の活躍

カテゴリ:サッカー部

チューブトレーニング講習会

11月1日にCURE代表の松柴圭氏をお招きし、チューブを利用した体幹トレーニングを指導していただきました。松柴氏は静岡県選抜のトレーナーとして国体優勝に携わった経験豊富なトレーナーです。トレーニングに先立ち、その豊富な経験から「成長する選手の特徴」という講演もしていただきました。その後、チューブを利用して下半身強化のトレーニングをみっちりと教えていただきました。教えていただいたことを継続して取り組み、新人戦、高校総体へと繋げていきたいと思います。

サッカー部関東遠征2023

8月1日~5日の4泊5日で関東遠征に行ってきました。

文武両道を高いレベルで実践している他県の公立高校と交流することで自分の基準を一段階高くすること、大学教授や本校OBの大学生の話を聞くことで大学進学への意識を高めることが遠征の目的です。

初日は神奈川県立湘南高校と練習試合の予定でしたが、突然の雨により急遽交流会を実施しました。湘南高校サッカー部は難関大学進学を目指す一方で春にはヨーロッパ遠征に行き、秋の選手権まで3年生が活動を続けていることを聞き、自分達ももっとできる、もっとやらなければと感じたようです。代々木の国立オリンピックセンターをベースに、2日目は東京都立戸山高校、3日目は東工大附属科学技術高校、4日目は埼玉県立浦和高校と練習試合を行いました。また、自由時間には各自オープンキャンパスに参加してきました。夜には宿舎にサッカー部OBである東京工業大学の室田真男教授(98期)、鈴木航平(139期、清水七中出身、東京大学1年)、望月魁成(139期、静岡翔洋中出身、東京大学1年)を招き、サッカーの話はもちろんのこと、大学の様子などを話してもらいました。最終日は渋滞で大幅に遅れることになりましたが、神奈川県立小田原高校は猛暑にもかかわらず最高のグラウンドを用意して迎えてくれました。

遠征では、時間を見て行動すること、用具を自分達で管理すること、身の回りを整理整頓することなど、オフザピッチでの問題が多く、そのような未熟な部分が1分け4敗という残念な結果に繋がったと思います。この遠征を通じて学んだことを今後に生かしてくれることを期待しております。

 

卬高展サッカー部企画

6月3日の卬高展ではサッカー部企画として、「三苫の1㎜チャレンジ」と「e-Foot Ball大会」を行いました。計画段階ではPK選手権を考えていましたが、場所の問題で計画を変更しアイデアを出し合った結果、上記の企画となりました。まだまだ粗削りな企画でしたが、来年につながる大きな一歩を踏み出したと思います。綱引き大会でのパフォーマンスも年々クオリティが高くなっております。ぜひ、見学にお越しください。

高校総体の結果

中部地区大会(中部ベスト16)

1次リーグ 5-0清水国際 1-3静岡北

2次トーナメント 3-0駿河総合 0-4清水桜が丘 敗者戦 0-2島田商業

静高サッカー部の創部100周年記念としてOB会より新ユニフォームを寄贈していただき総体に臨みました。予選リーグを2位で通過し、決勝トーナメント初戦も危なげなく突破しました。県大会出場をかけた一戦はのちに県総体で準優勝することになる清水桜が丘高校でした。普段試合をやってきた相手より技術もスピードも当たりの強さも格段違う相手に対し、スローガンである「卬高勇者不懼」の精神で懼れず怯まず戦うことができました。結果は残念でしたが総体のベストゲームだったと思います。敗者戦では前半途中にアクシデントもあり、力を存分に発揮することができずに敗れてしまいました。

2年連続の県総体出場を目指して一年間練習を重ねてきました。この一年は合宿は3回実施、リーグ戦も全試合消化することができ、ようやく以前と同じ活動ができるようになりました。139期は7名と非常に少ない学年でしたが、キャプテン石崎(観山中出身)と副キャプテン菊地(ロプタ静岡出身)、芹澤(附属島田出身)がひとつひとつの練習や試合、合宿などの取り組みの質を上げるため、己には厳しく、後輩には優しく丁寧に接してきました。最終戦でアクシデントにより交代することになった後輩が試合後に泣き崩れているのに気づき、泣きたい気持ちをぐっとこらえ後輩を励ましに向かう姿は象徴的なシーンでした。縦と横のつながりを大切に、これからもサッカー部は発展していきます。応援よろしくお願いします。

  

 

スカラーキャンプ2023

3月11日12日にスカラーキャンプを行いました。スカラーキャンプとは、勉強のみならず部活動にも熱心に取り組んでいる高校生が合同キャンプを行い、互いに刺激を与えあいながら成長することを目的に行っています。今年は愛知県立旭丘高校、岐阜県立岐阜高校、三重県立四日市高校、静岡県立韮山高校との5校で行いました。日中はサッカーの試合で交流し、夜は学校紹介、クイズ大会、ストロータワーゲーム、ディスカッションなどを楽しみながら交流を深めました。企画から運営まですべて生徒同士で連絡を取りながら進めました。

三送会

3月16日に中島人工芝グラウンドと大里生涯学習センターをお借りして三送会が行われました。サッカー部の三送会は送別試合とセレモニーの2本立てです。送別試合に向けて受験後から準備してきた3年生に最初は苦戦しましたが、時間とともに3年生の足が止まり6対5で現役チームが勝利しました。セレモニーでは3年生一人一人から後輩に向けたアドバイスがありました。引退直後とは違い、受験を終えた今だからこそ伝えられることをしっかりと準備してきて話をしてくれました。

初蹴り2023

2023年1月2日に3年ぶりとなる初蹴りが行われました。サッカーを楽しむことはもちろんですが,静岡高校ではOBの大学生が高校生に対して,大学での様子を伝える機会を設けています。コロナ禍でオープンキャンパスもままならない高校生にとっては良い機会になったと思います。
また,その大学生に対しては、OBの社会人が就職相談会も行っています。経験ある先輩方が大学生に対して親身に相談に乗ってくれます。

女神湖合同合宿

8月17~20日で長野県の女神湖で合宿を行ってきました。

女神湖は標高1500mの立科町にあり、湖の周りには人工芝2面と天然芝1面のピッチがあります。この時期でも朝は17℃、日中でも26℃程度で湿度は低く、トレーニングにはもってこいの環境です。

この素晴らしい環境で4日間、浜松南高校、磐田西高校の生徒と混合でチームを作り、経験ある多くの指導者からサッカーを教わりました。この合同合宿の目的は、居心地の良い日常からほんの少しだけ外に出て、自分の日常を見つめ直すことにあります。合宿を通じて、トレーニングの質や声の大切さ、食事の量など、今までの自分の”できる”のラインを引き上げていこうとする姿が見られました。

関東遠征

8月2~4日で関東遠征に行ってきました。

この遠征は、選手権に向けた強化はもちろんのこと、コロナ禍でオープンキャンパスになかなか行けない生徒に、大学での学びや大学の体育会サッカー部の活動を知ってもらうことを目的としました。さらに文武両道を実践している他校から刺激を受けることも考えてマッチメイクしました。

初日は静岡県立韮山高校、二日目は都立戸山高校と東京大学、三日目は神奈川県立小田原高校との4試合は2勝2敗と勝ちの中からも負けの中からも学ぶことの多い三日間でした。宿泊先の国立オリンピックセンターでのミーティングには、136期中山(附属島田出身)、138期三浦(附属島田出身)、佐藤(フォンテ静岡出身)が来てくれ、大学での学びや部活について、また高校時代を振り返りアドバイスをくれました。

夏の遠征は3年ぶりです。1年生には人生初めての遠征という生徒もおり、食べることや地下鉄移動などで精一杯で、学ぶ余裕が無かった者もいたようです。第7波により実施が危ぶまれましたが、宿泊を個室にするなどできる限りの対策を講じ、無事実施することができました。生徒の感想文には、それぞれの観点で感じたことが多く綴られていました。


高校総体の結果

中部大会(中部9位)

1次L 2-0相良 0-2静岡市立 2次T 0-0ex0-0PK4-2清流館 0-8静清 敗者戦 2-2ex1-0榛原 1-0静岡商

県大会(ベスト32)

1回戦 1-0浜松西 2回戦 0-8藤枝東

総体が始まる1週間前には4年前にベスト16まで進んだ135期望月、豊田、岩原(いずれも城内FC出身)を擁する浜松医科大学に胸を貸してもらい、チームの戦い方を確認しました。中部大会決勝トーナメント1回戦では、昨年の最終戦とまさかの同じ会場同じ相手、雨天からPK戦にもつれる所まですべて同じでしたが、昨年共に戦った先輩が応援に駆けつけてくれ、なんとか勝つことができました。県大会初戦の浜松西とは練習試合2分けと互いの手の内を知り尽くした難しい試合でしたが、堅守速攻で逃げ切りました。ベスト16をかけた藤枝東との戦いは前半32分までは予定通りでしたが、その後は圧倒的なフィジカルの差に耐え切れず失点を重ねてしまいました。

最後のミーティングでは12人の3年生一人一人が高校サッカーの振り返りを後輩に伝えてくれました。それぞれがしっかりと考え、もがき、真摯に取り組んできたことが良く分かり、後輩たちも必死でノートに書き記していました。139期生はコロナ禍で入学し、様々な制限の中で実質1年半ぐらいしか活動することができませんでした。そんな中でも、妥協なくチームのレベルアップに誠実に向き合うキャプテン池田(エスパルス静岡出身)と副キャプテン内野(高松中出身)を同級生は支え、下級生は二人にしっかりとついていったと思います。藤枝東戦には1,2年生が5人出場しました。彼らを中心に基準を高く設定し、1年後を目指していきます。今後とも応援をよろしくお願いいたします。