最新の「学校生活」

学校生活

令和元年度 第三学期始業式 

1月6日(月) 始業式を行い三学期が始まりました。

 

始業式で志村校長は、東京2020高校生英語スピーチコンテスト(全国)で最優秀賞を受賞した 2年池田真理奈さんのスピーチに触れて、「内容は、新国立競技場と同じ場所で、出陣学徒壮行会と東京オリンピック(前回)開会式の両方に参加した小説家の杉本苑子氏が、1964年共同通信社に寄せた『あすへの祈念』というエッセイに基づいている。これによって池田さんは、オリンピック選手村にできる 休戦ムラール(オリンピック休戦を求める壁)の除幕式で、アスリートに向けてスピーチを行う栄誉をいただいた。」と紹介。さらに、「アスリートたちが年頭にあたって目標を掲げる姿を見て、私も『卬高成就』と書いた絵馬を奉納した。本校の一人一人の高き仰ぐ精神が成就することを願う。」と訓辞しました。

また、養護教諭の大石先生の産休に伴って着任した藤野あゆみ先生が紹介されました。

会議・研修 2019年全国高校生フォーラムに参加

12月22日、東京国際フォーラムにて「All Japan High School Forum 2019」が開催されました。全国約120校の高校生たちが集まり、グローバルな社会課題をテーマに、ポスターセッションやテーマ別分科会で交流しました。

 本校からは11HR井上紗彩さん、22HR鶴綾乃さん、23HR永嶋あけみさん、24HR神村紫野さんが参加しました。

 

本校は「日本社会が形作る”ジェンダー格差”に関する一考察」と題し、男女格差の観点から、誰ひとり残されない社会に向けた提案を発表しました。使用言語はすべて英語で、多くの聴衆を前に堂々とした発表ぶりでした。

 

王冠 池田真理奈さん(2年)英語スピーチコンテスト最優秀賞

12月22日に東京で行われた「スポーツの力と平和」をテーマとした高校生英語スピーチコンテスト(2020東京五輪・パラリンピック組織委員会主催)で、池田真理奈さん(2年)が最優秀賞に選ばれました。

スピーチは、作家の杉本苑子さんの作品から引用した、戦前の学徒出陣の様子から始まり、今なお世の中に存在する戦争や難民の様子や、平和の尊さを力強く訴えます。

聞いている者の心を打つスピーチには、本当に平和な世界でオリンピック・パラリンピックを開催したいという池田さんの願いが込められています。

このスピーチは、来年7月、オリンピック選手村にて、世界各国の選手たちの前で披露されます。

令和元年度 第二学期終業式

12月23日(月) 

 終業式に先立つ表彰式では、東京2020高校生英語スピーチコンテスト(全国)で最優秀賞を受賞した池田さんをはじめ、高文連将棋新人戦県大会準優勝で次年度全国大会への出場を勝ち取った高橋君ほか、9団体17件を表彰し、活躍を称えました。 

 終業式で志村校長は、ゆれる大学入試改革問題に触れました。そして、いま全国規模の大会で英語ディベートや、本校生徒がジェンダー格差について発表したWWLポスター発表が熱心に行われているのを目にし、これらの大会では、「自分の意見を考えまとめて話す力が求められる。このような学力は大学入学後も求められる。」と訓辞しました。

 

国際関係講座が開催されました

 12月16日(月)、本校会議室において、明治大学政治経済学部教授、海野素央先生をお招きして、国際関係講座を開催しました。

 

トランプ大統領のコミュニケーションスタイルの特徴といった国際政治の時事問題から、グローバル社会における異文化コミュニケーションの能力についてまで、多岐にわたる内容を情熱的に講義していただきました。講義後は先生に質問する生徒の長い列ができましたが、時間を気にせず、最後の生徒が納得するまで丁寧に質問に答えていただきました。